近況報告を。
東京都への指定申請書類は先日、無事に受理されました。残りは現地視察のみとなります。完全に新規の事業所になるため用意すべき規程なども実に多く、提出した書類は膨大な量になりました。ただこれに関しては物件がなかなか見つからなかった時期に後の状況を予測して準備を進めて来たこと、前職で事務局をやって自然に培われた知識や経験があったこともあり、思いの外スムーズに終えることが出来ました。必死にやっていた時は気づかないけれど、実は大きな財産を得られていたりする。そんなことを考えたりします。
内装は終わりが見えて来ました。先週末から床のタイル貼りが始まり、僕が夜でも現場を見に行ってはウットリしていることを知っている業者さんは、「接着剤を使ってますから。ゴキブリホイホイみたいになってしまうので、日曜日までは我慢して入らないで下さいね。」と。それでも差し入れを持って行き、「ここまでなら良いですよ。」と苦笑いされながら許可を頂き、ちゃっかり入れてもらったりしていますが。えへ。
今日からは電気工事、トイレ等の備品設置などが進み、今週中には室内の主な工事は終了。備品や機械も続々と搬入され、設置をしていく予定です。正面外装と防火設備の工事が最終段階で、12月上旬には完成するかなという状況まで来ました。いよいよです。
合間になってしまうのですが、関係機関への挨拶回りも続けています。本日までに106ヶ所を回り、直接ご挨拶させて頂きました。挨拶回りはまだ少し続く状況です。不在にされてる場所は、三顧の礼と言いますし、少なくとも三回は伺おうかなと。
また、今月は二つのボランティア団体にもお邪魔させて頂きました。まともに顔を出したのは20年ぶりという僕にも、スタッフ、参加者の皆さんは優しく接して下さり、とても感謝しています。忘れかけていたことを思い出した貴重な時間でした。後日、その会で初めてお会いした方が街中で声を掛けて下さり、なんだか胸が温かくなりました。こういう繋がりを大切に出来ていなかったと反省する自分がいます。必ずまた顔を出したいと思います。その他、福祉バザー、ひまわりフェスタ、アールブリュット等のイベントにも顔を出し、多くの刺激をもらいました。事業のヒントを得るだけでなく、支援者観にまた想いを馳せる機会にもなりました。
12月に入るといよいよ事務所を離れることになります。法人立ち上げのために借りてから約1年。感慨深いものがあります。この場所が起点となって、様々な経験をして来ました。小さなマンションの小さなワンルームの一室。一人のソーシャルワーカーとしての在り方を自分自身に問い、決意を胸に固めた場所。何の保証もない中、仲間と出発した場所。この場所を離れた時、また新たな一歩が始まります。

