僕らの正解

僕らの正解

桜はまだまだ咲く気配もないけれど、そろそろ世の中は卒業シーズン。RADWIMPSの「正解」を聴いてみたりする。ほんと天才だな、野田洋次郎。新しい門出に立とうとしている方々、おめでとうございます。

Abbey Roadが開所して2ヶ月。描いていた通りの現実があるというよりは、描いていた以上の成果を感じている。その理由は間違いなく人の力。いつだって人の力というものは計り知れないところがある。
僕が開所前から意識していたことは、いかに「連動」を生み出すかということ。「効率」というテーマひとつにしても、ただ一つの方法を用いるだけでは成果が上がらない。幾重にも仕組みを重ねて連動を生み出していく。その掛け算には爆発的な力があることを前職の経験から知っていたから、約1年間の準備期間の中で様々な仕組みを考えてきた。
そして、様々な仕組みの連動。その掛け算としてその最後に掛けるものが一番重要なファクターになる。
それが人だ。
想いのない人はゼロ。ゼロを掛けたら全てゼロになる。
変わらない人はイチ。イチを掛けても何も変わらない。
では、それに当てはまらない人達が集ったらどうなるか。
その答えを僕は楽しみにしていた。

Abbey Roadがスタートし、いよいよ人が集結した。
職員やメンバーさんという立場も関係なく、この場所を素敵な場所にしようという想いが日々重なっていく。
心から応援してくれる地域の方や関係者も日に日に増えていく。友人からの多くの支えもある。
なぜだろう。この場所には素敵な人ばかりが集まってくれる。
そして早くもその成果が出て来ている。
ゼロでもイチでもない、そんな人達の想いの重なり。それが大きなエネルギーを生み出している。

間違っていないという確信は、僕にとって救いだ。
僕を信じてくれる人を裏切る訳にはいかないから。
先日も利用者さんと「このまま、このまま、この雰囲気を大切にしながら進んでいきたいね。」と語り合った。
スタートからわずか2ヶ月で、すでにAbbey Roadの基礎は出来たように思う。それは風土とも呼べるものかも知れない。
そして、どこまで進んで行けるんだろうという無限の可能性も感じている。目指すものはまだまだ先に多くある。楽しみで仕方ない。
ごちゃごちゃ言ったって結局はゼロやイチの人がいっぱいいる世の中で、この場所から新しい風を起こせたら良い。それが多くの人の希望に繋がること、一人一人の正解となること。その息吹を今、感じている。回答用紙はこれから続いていく歩みの中に。

by ISTP