脳内ダイバーシティ

脳内ダイバーシティ

アーティストの大西拓磨さんが「ボーッとする人って、実はタスクをこなしている人より頭をフル回転させている。」と言っていて、僕はそれに強く同意している。
例えばタスクを必死にこなしている時でも、一瞬でもそんな時間を持つことは重要だ。そのスイッチのオンオフにはある種の訓練が必要になるが、例えば入門編としては朝のジョギングやお風呂の時間などの中に物理的に作ることも可能で、そんな時間は創造には欠かせないものとなると信じている。

前職では(当然と言えば当然だけど)タスクに追われる時間が大半だった。幾多もあるタスクにプライオリティ付けを行い、完了ルートを描く。あとはそれに則って処理していくだけだ。それはそれで嫌いではないし、決して不得意でもない。ただし、その時間の中に創造性というものは皆無だ。福祉の世界に求められるものは創造性であると信じている身としては大きなジレンマでもあったことは確かで、だからこそ一瞬でも「ボーッとする時間」を挟み込む訓練が出来たとも思う。

逆に今はそんな時間を作れる毎日で、ちょっと聞こえが悪いけど、良くボーッとしている。ある日を境に一気に失われるに違いないこの時間は、極めて貴重で大切な時間だと思う。大西拓磨さんはこうも言っている。「頼むからボーッとしている人に話しかけないでほしい。頭はフル回転で動いているのだから」と。僕が共に働く仲間は優秀だ。僕のそんな時間を邪魔する人はいない。例えば時々ただ寝ていたとしても。

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